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2018年5月7日
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奥様は魔女黒のドレス
製作は順調に進んでいます。
ただ、少しの空気の移動でもふわふわと生地が舞い上がってしまうので、裁断からアイロンがけ、本縫いとつなぎ合わせるところまでが とても緊張の連続です。(-_-;)
またまたご相談です。スミマセンm(__)m
言い訳から申し上げます。 アニメやイラストの衣装となれば、想像からイメージの形を作り上げて行くしかないのですが 実在した衣装を再現するとなると、本当に緊張します。 手に取って本物を見ることができたらな。と思う事もしばしば.... 答えが分かれば問題解決!でもないですが・・・ 答えが分かっても予算や技術的な問題でできない場合もありますから本物を見ない方が良いとも言えます。 という事で、着用して下さる方の気持ちを大事にするのが一番だと思うのであります。(^^
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過程画像はのちほど。
ズバリ悩んでいるところは、裏地です。 裏地を決めた時、本当に嬉しくなるくらい良いものに出会ったと感じておりました。 実際は裏地用のものではなく表地に使う生地ですが2枚重ねのしっかりした織でしかも軽い!!トップの黒にぴったりの裏地になるではないか。しかも色はクリームベージュ。ご依頼者さまの希望通り。 これが、フラットな無地であれば完璧!!なのですが 2枚重ねているだけに、織柄にストライプが見えます。 裁断前の試作では表には影響ないとみてここまで来ました。
画像で分かると思うのですが、うっすらとストライプが判断できると思います。 肉眼ではほとんど分かりませんが、画像だと分かります。 気になりますか? まだ、裾レースも施しておりませんし、トップのドレスにも影響はない段階ですので、取り替えることが可能です。 ただ、取り替える場合おそらく、普通のキュプラかレーヨンの裏地になります。ポリエステルは静電気が非常に発生します。 キュプラ、レーヨンでも同様ですが 今回選んだ生地は織が荒いので、静電気も抑えてくれると思います。
袖の時も悩みましたが今回も・・・
今回用意した裏地の間に色だけ見せる裏地をはさみ込めば見た目の問題は解決できるのですがスカートの重みが増してしまい、あまりにもトップが薄いため、それは避けたいと考えております。 また、スカートとトップを別々に仕立てるという方法もありますが これまた、裏地までが透け透けな生地ですから裏地処理の視点からみると、ワンピースが圧倒的に綺麗です。
私的にはどこを妥協するかと考えると裏地の織柄ではないかと思うのですが、あくまで縫い子の視点ですので・・・ 着用者さまのお気持ちを優先させたいと思います。 上に挙げた方法はどれも変更可ですので、なんなりとお伝えくださいね。 お返事を楽しみにしています。
以下に参考画像をアップしますね。
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これが、今回私が選んだ裏地用の生地です。 実際のキュプラやレーヨンの裏地より軽いです。
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裏地を付ける前の状態です。 パニエ1枚着用してます。
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