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2018年10月2日
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ティンカーベル
ティンカーベル
今回はティンカーベルの製作をさせて頂きました。(^^
とっても可愛らしいキュートなティンカーベルですが 衣装としてはシンプルですので、今回はデザインの工程というよりか、製作日記では省略しがちな製作工程の部分をご報告させて頂こうと思います。(^^
ご依頼を頂き、正式オーダーとなってから一番最初にすることは ご依頼者さまのボディを作成することです。
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6体所持しているボディの中から、ご依頼者さまに一番近いサイズのボディに肉付けをして、お打合せでお伺いしたボディサイズを作ります。 この方法でオーダー衣装を製作させて頂くようになって、サイズ不安に陥る個所が本当に少なくなりました。 お手元に届いて、ぴったりでした!と返信を頂くたびに6体のボディたちに感謝しています。
今回は体にフィットするデザインですのでサイズは念入りにチェックしてボディを作ります。
選んだ素材はニット系ですが芯を張ったりしますので、伸縮での調整は期待できません。 なので、このあたりから縫製方法を色々考え始めている感じです。
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そして、サイズに合ったボディが出来上がったら今度は捨て布を使ってイメージを形にしてみます。 色を変えて剥ぎ合わせてみたのは剥ぎを入れる部分と裾のギザギザのバランスを見るためです。 もちろんサイズもこの時にチェックしながら、型紙を起こします。
なんとなーく、これでOKと思ったら・・・
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今度は確認の意味で型紙から起こして縫ってみます。 今回はこれで大丈夫でしたが、複雑なデザインやサイズに拘りがある場合は、これを何度も繰り返して型紙をより確実なものにしていきます。 型紙はアップしませんけれど、これで型紙の完成です。
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ここからは、ご用意した生地を使って実際の製作に入っていきます。
裏地になる部分から裁断して、表、重ねる素材、芯と順序立てて丁寧にカットしていきます。 芯を張るまでは結構な労働力を要します。 いつも緊張する部分のお仕事です。 これが終わると、少しほっとするので 手を休めてコーヒーを飲みに下に降りたりします。(;^_^A
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そして、縫うぞー!
という思いが沸き上がるのですが、ミシンの前に座り、縫おうとすると前の仕事の糸のままだったりして、そうだ!そうだ!と糸の色を変えたりします。 早く縫いたい気持ちを抑えながら、今回はニット用の糸でしたので ちょっとした工夫が必要でしたので準備がいつもよりかかってしまいました。
ですが、一気に裏と表を縫いました。 画像が裏と表の縫いあがったところです。
頭の中ではティンカーベルと戯れてますので、どうやってふっくらさせようかと・・・ 縫いながら色々巡らせていたことを、実際に縫いあがった裏と表を見ながら色々検討しました。
・・・
あたまの中は書くことが出来ないので、出来上がったティンカーベルで見て頂ければ嬉しいです。
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これは裏と表を閉じ縫いしているところです。
ボディ着用ではストラップは無くても大丈夫ですが、念のため ストラップ用のホルダーは付けていますので心配な場合は透明ストラップをご利用下されば幸いです。
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中綴じをして、ファスナーを付ければかなり完成に近いです! ギザギザ部分が膨らんでいるのが画像で分かりますか? 本来はここでアイロンをかけるかステッチを施して、ぴったりと仕上げるのですが あえて、袋縫いの状態で仕上げましたのでこのような状態を作りました。 気に入って頂けるようでしたら、この状態で完成にしようと思っています。 作品コーナにアップした画像を見て、ぴったりと押さえてほしいという希望がありましたら、押さえる予定です。
一応下から見た裾の画像をアップしますね。
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ボディに着せるとこんな感じで膨らんだ感じが出ます。 裏の黄緑が動くと見える感じになります。(^^
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という過程を経て完成です。
作品コーナーへのアップはも少しお待ちくださいね。 アップ完了しましたら、改めてご連絡させて頂きます。
取り急ぎ完成のご報告でした。
さいほう箱 あん
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